SVG EDITOR

投稿者:あまさとしおん・2025-06-30 17:02:33・380閲覧

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公開キー

(配布先は本文記載)

概要

ベクター画像(ビットマップではなく、線などのオブジェクトそのもので記録される画像)を作成することができる、ある種のペイントツールです。
SVG形式にて読み書きできます。
  • 描画できる図形は直線(多角形)・正円・文字列の3種類で、円弧や曲線には対応していません
    • ツール内では各図形をWAY(ウェイ)・CIRCLE(サークル)・TEXT(テキスト)と呼びます
  • 本ツールで作成したSVGファイルはパソコン等の他環境でも表示できます
    • ベクター画像の性質上、線の太さなどは厳密に一致しないことがあります
      • 座標の解釈の相違により、多くの図形は0.5 - 1pxずれて描画されます
      • 文字列は、プチコンフォントをインストールしていない場合は別のフォントになります
  • 他環境で作成したSVGファイルは基本的に読み込みができません
    • 対応している要素が限定されており、解釈も簡易的に実装しているため

操作方法

ボタン操作のうち分かりにくいものを挙げています。
  • Aボタン(ウェイの描画継続中)…現在のウェイを閉じずに打ち切ります。
    • 操作が効かない場合、描画継続中でないことを確認してください。いくつかの機能はロックされています。
  • Bボタン…現在の描画ツールにより効果が異なります。
    • ウェイの時:線の太さを0→1→2→3→0(繰り返し)で変更します。太さの値×2+1が実際のピクセル数になります。
    • サークル・テキストの時:描画ツールをウェイに切り替えます。
  • Yボタン…メニュー画面を開きます。
    • 背景色の変更、設定の変更、GRPファイルとして保存が選べます。
    • 設定可能な項目は以下の通りです。(ver.1.4現在)
      • SVGファイルに背景色を含めるかどうか
      • SVGファイルにキャンバスサイズを含めるかどうか 
      • SVGファイルにフォントのスタイルを含めるかどうか
      • 上画面に図形のモニターを表示するかどうか
      • 下画面の左下に時計を表示するかどうか
      • グリッドサイズ(4 - 12pxの偶数値で変更可能)
    • この設定値は"_SVGED.INI"というファイルに保存されます。
  • Lボタン(押している間)…ウェイの描画がクイックモードになります。
    • 始点と終点にノードを置くと補完して矩形を描画します。
    • データ上は手動で4ノードを配置し閉じた図形と同じです。

おまけ機能

OpenStreetMap』のデータをエクスポートしたファイル(MAP.OSM)を同じフォルダに保存し、Lボタンを押しながら起動すると地図レンダラーとして動作します。
(2枚目のスクリーンショットがこの機能の実行例です)
容量はプログラムエディターのメモリーが許す範囲です。800KiB(15000行)以下を推奨します。

actorbugさんの『プログラムをQRコードに変換』の"QR"プログラムを同じフォルダに入れておくと、メニュー画面から「二次元コードに変換」が使えるようになります。
(バージョン40に収まるサイズまで対応。多バイト文字は化けます)

制限事項

  • 図形を重ねて描いた場合は不都合が発生する場合があります。現時点では仕様です。
    • 塗りつぶしが正しくできない場合があります
    • 削除する図形を選択するとき、選択が上手くいかない場合があります
  • グリッド(座標の単位)は、ver.1.2よりインターフェース上で変更に対応しました。
    • 途中で変更しても、すでに描かれている図形の座標は変化しません
  • 線の太さ(stroke-width)の解釈はver.1.0とver.1.1以降で異なります。
    • 読み替え処理を入れていますが、条件によっては意図しない太さになる場合があります
  • サークルの線の太さは1pxで固定です。
  • キャンバスサイズは320×240ピクセル(下画面サイズ)で固定です。
    •  『GRPファイルとして保存』 はこのサイズでトリミングされ、背景色は常に透明です

更新日の一覧

  • 2025年6月6日…ver.1.0公開
  • 2025年6月12日…ver.1.1公開
  • 2025年6月18日…ver.1.2公開
  • 2025年6月24日…ver.1.3公開
  • 2025年6月30日…ver.1.4公開

配布ページ

『PetitModem』などの転送ツールと、actorbugさんの『ファイルをまとめて圧縮』の"UNPACK"プログラムが必要です。


2つに分離しているのは、後者のファイルが『ANYWHERE MONSTER(エニモン)』や『ランダムダンジョンたんけん』で使用しているもので、持っている人はダウンロードする必要がないためです(ツール本体のみダウンロードし、同じフォルダに展開すると実行できます)
ツール本体は ver.1.4 より、未圧縮のPRGファイルのみ公開しています。
PZT形式に圧縮するか、『PetitComm』のCompress Modeを使って転送することをおすすめします。