簡易テキストエディターと簡易表計算ソフトと簡易カレンダーが1つになったプログラムです。
現在の最新版はVersion『2403A』(2024/03/01公開)です。
スクロール機能の刷新や仮想ディレクトリの規格更新など大きく手を加えているため不具合が残っている場合があります。
その場合は、安定版のVersion『2307A』(2023/07/20公開・キー5V4E394)をお使いください。
ゴールド会員権の新規購入ができないため現在の最新版をもって開発終了とします。
公開枠の整理が完了しアップロード可能になったことから3DSのオンラインサービス終了までの間アップデートを行います。
なお、カレンダーの祝日データは各自でsyukujitsu.csvを内閣府公式サイトからダウンロードして転送すれば2026年以降も利用できる見込みです。
特長
- 大きめ文字で見やすくなっています。
- 辞書データはRMG_IME形式に対応しています。
テキストエディターモード
必要に応じて2種類の漢字描画ライブラリを使うことができます。
表計算モード
- 四則演算・剰余演算・累乗・端数処理とセルの参照ができます。
カレンダーモード
- 2025年までの月ごとのカレンダーを表示できます。
- スケジュールを登録するなどの機能は今のところありません。
- 日曜始まりと月曜始まりの切り替えができます。
注意点
- 入力補完機能は、単語をひらがなで入力した時のみ動作します。
- コピー&ペースト時は、未確定の文字列をそのまま確定してから実行します。
テキストエディターモード
- 後ろに文字列がある状態で改行しても行は増えません。(単なるカーソルの移動になります)
- 行数制限があります。(
Version『2112A』の場合、初期状態で78行です)- ロード時点で超えている場合は失われます。
- Version『2402A』で文字サイズの影響を受けなくなり4096行に緩和されました。
- 行ごとの文字数制限があり、達した場合はその行に文字を挿入することができません。
- ロード時点で超えている場合は保持されますが、スクロール範囲を超えた文章は表示できません。
- 行数制限とは異なり、文字サイズに依存します。
- 行挿入(『L.INS』キー)を使用した際、内部の配列からあふれた文字列は失われます。
- あふれる条件に該当する時は、確認ダイアログが表示されます。『いいえ』を押すとキャンセルできます。
制限値をまとめると
行数:4096
総文字数:131072(読み込み時のみチェック)
行あたり文字数:41(M+ BITMAP FONT 12px使用時)
です。
表計算モード
- 計算式の書き方については下記を参照してください。
- 正しくない式を記述した場合の挙動は保証されません。
- 入力しやすくするため、数字を打ったときは変換しないようになっています。
表計算の仕様
・上限のセル数は下記のとおりです
NEW3DS…38行×12列
OLD3DS…32行×10列
※『列の幅』を4に設定した時。大きくした場合は列数が減ります。
・演算子は四則演算、剰余(%)、累乗(^)
・括弧は数値式でのみ使うことができる
・関数は後述の関数リファレンスを参考にしてください
・セルの参照はA2みたいな方法と$LEFT[]、$TOP[]、$RIGHT[]がある
書式例 $TOP[2]
※2つ上のセルを呼び出し
・式中の数値リテラルで単項マイナスの使用は ( + - * / % ^ の直後に限る)
・除算は自動的に整数未満切捨て(※実数除算が必要な場合はDIV関数)
・整数値は±2147483647まで
・小数値は±99999.0まで、小数第10位まで保持
・小数の範囲外は自動的に小数部を失う
式中の数値リテラルでは認識できないが、セル参照で使えるもの
・&B,&H表記
VAL()で0以外の値になるものであれば認識します。
0は"0"以外認識しません。("0.0"とか"&B0"はダメ)
関数リファレンス(Version『2004A』以降)
[]囲みは省略可能です
DIV(被除数,除数[,小数部桁数])…明示的な実数除算(小数部桁数の省略時は端数処理しない)
INT(値)…値の整数化(小数の場合は端数切捨て)
ROUND(値[,基準値])…端数の四捨五入(基準値の省略時は整数未満四捨五入です)
ROUNDDOWN(値,基準値)…端数の切り下げ
ROUNDUP(値,基準値)…端数の切り上げ
使い方
- テキストエディターの使い方はプチコン内蔵のエディターとおおむね同じですが、一部クセがあります。
- 行番号指定ジャンプはLまたはR+十字キー左の同時押しです。(Version『2402A』時点、割り当て変更不可)
- 未変換文字列がある状態で、下ボタンを押すと単語変換モードに入ります。ダイアログの指示に従って操作してください。
- 未変換文字列がある状態ではカーソルの移動はロックされます。移動したい場合は単語変換モードから脱出してください。
- メニュー画面はLR同時押しで開きます。
- キーボードの下にある『TOPMENU』ボタンでも代用できます。
- LまたはRを押した状態でファンクションキーの『SAVE』や『LOAD』を押すとセーブ画面やロード画面に直接移動します。
- ダイアログの項目はすべて、タッチで選択できます。
- ヘルプはキーボードの右上にある『?』ボタンで開きます。
- ローマ字入力のオン・オフはLボタン+上または下ボタンで切り替えできます。
- 連動して入力補完機能のオン・オフも切り替わります。
- 起動直後の初期値を変更したいときは、テキストエディターモードで メニュー>サブメニュー>日本語入力の設定 から変更してください。
行の挿入・削除
- 『L.INS』でカーソルのある行の後ろに空の行を挿入します。
- 『L.DEL』でカーソルのある行を削除し、後ろを詰めます。
テキストエディター・表計算どちらでも機能します。
UNDOはできないので注意(特に削除の場合)
ボタン長押しで使える機能
テキストエディターモードでは
- Xボタン長押しで『ダイアログ確認』を使用できます。
表計算モードでは
- Bボタン長押しで入力ボックスを一時的に隠すことができます。(B以外のボタンを押すと解除します)
- Xボタン長押しで『一括入力ウィザード』を使用できます。
ご不明な点がありましたら質問してください。ヘルプに書き足します。
更新内容・既知の不具合